携帯ばかり触っていませんか?
今回はちょっと耳の痛い話。
お子さんと一緒にいる時、お子さんと会話をする時間と携帯を触っている時間、どちらが長いでしょうか?
携帯を触っている時に、お子さんが何か言っているのに「ちょっと待って」と子どもを後回しにしたことはありませんか?
お子さんが「ママ見て!」と言ってきているのに、携帯を見ながら、チラッと子どもの方だけを見て「凄いねー」と適当に答えたことがありませんか?
スクールではこんな光景をよく目にします。
スクールにお子さんを送ってきて早めに到着したファミリー。後部座席ではお子さんはDVDを見ています。ママはというと運転席で携帯を触っています。
これらのような時、親として子どもにできることは何でしょうか?
答えは簡単ですね。
初心に戻ってみてください。
お子さんが初めて話した時のこと、初めてブロックで何かを作ったり、初めて絵が描けた時のこと、初めてスクールに送ってきた日のことを思い出してみるとその時の皆さんの行動が答えだとすぐにわかりますね。その特別な時々にお子さんと一緒に心から喜んだはずです。全力で子どもを褒めて抱きしめましたよね。初めてスクールに送った時は子どもがスクールに楽しく行けるように、元気に1日を過ごせるようにどう声がけするか真剣に考えたと思います。
「今日は何して遊ぶの?」
「先生に昨日遊びに行った時のことを話したら喜ぶよ」
「覚えた歌ママに歌ってみて!みんなと歌うの楽しみだね」
そんな風に声がけするだけで子どもの1日が満面の笑顔でスタートします。そしてその笑顔を見て私たち親の1日も幸せな瞬間からスタートします。
携帯を触ってばかりいると身近な大切なものが見えなくなってしまいます。
子ども達にとってはいつもどんな時も特別な時々です。大好きなママやパパに見せたくて、喜ばせたくて子どもなりに一生懸命何かをしていたりします。そんな彼らの思いをしっかりと受け止め、大切な瞬間を見逃さないでください。子どもと一緒に笑い、喜べることは私たち親にとってもかけがえのない時間です。
そして子どもたちは大好きなママやパパのちょっとした笑顔や声かけや、話したことで成長していくことを忘れないでくださいね。
児童絵本作家のぶみさんの「ママのスマホになりたい」という本をご紹介します。YouTubeで読み聞かせをしているので一度見てみてください。きっと心に響きます。
https://youtube.com/watch?v=qelqQBhe0j4&feature=share