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園長ブログ

子供の睡眠時間 2 改善できること

改善できること

早く起しすぎない、早く寝かせる
お子さんの睡眠時間を毎日把握して起きる時間、寝る時間を調整してあげるといいですね。

寝てる時に起こさない
一度眠りに入った子供を起こすのは良くありません。眠りの最初の3時間は成長ホルモンが大量に分泌されるため、睡眠の中でも最も大切な時間、睡眠のゴールデンタイムといわれています。そのタイミングで子供を起こしてしまうということは、子供の成長にとってどれほど悪影響があることか言うまでもありません。オネショが心配な場合は子どもを起こしてトイレに連れて行くのではなく、漏らしても良いようにベッドマットや布団ににビニールをかけたり寝具に工夫をして対策することをお勧めします。漏らしても怒らない。布団やシーツは洗えばいいのです。

大人は、約90分の間にレム睡眠とノンレム睡眠が1回ずつやってきて、ひと晩で、それを4~5回繰り返して目が覚めます。大人の場合、1時間半で1セット、質の良い睡眠をとるためには、1時間半の倍数の睡眠をとると良いとされています。
しかし、子どもの場合、大人とは眠りのメカニズムが大きく異なります。新生児は睡眠時間の約50%が、浅い眠りのレム睡眠です。物音などで起きてしまうのはこのためです。レム睡眠の割合は成長と共に少なくなってきます。6ヶ月で30%、3歳頃に約20%となり、成人の比率に近づきます。また、新生児の睡眠サイクルは40~60分、3~4歳で60~80分と小刻みに繰り返され、5~10歳で大人と同様の90分周期が完成します。子どもの睡眠サイクルは、年齢や個人でも大きく異なるため、大人の睡眠サイクルとは別物だと考えましょう。

睡眠環境を見直しましょう
お子さんが寝てる部屋を一度ゆっくり見回してみてください。光、音、気温、湿度、香りを感じてみてください。カーテンから透けて外灯の光が見えませんか?1階からテレビの音が聞こえませんか?寒すぎたり暑すぎたりしませんか?空気は乾燥していませんか?光、音、気温、湿度、香りは寝る環境でとても大切な要素となります。下記を参考にもう一度睡眠環境を見直してみてください。

・・・光を浴びると脳は活性化され、体内時計にも影響します。そのため入眠の際には遮光カーテンや雨戸などを利用し、光を遮断する必要があるのを知っていましたか?暗い環境で眠ることで体内時計の調節に関係し、睡眠と覚醒のリズムを調節するはたらきがあるホルモンの1つ、メラトニンの分泌も促進することができるそうです。

・・・寝る前に音楽を聴くのは良いのですが、寝ている間はできるだけ静かな環境が理想です。人の声が一番睡眠を阻害するのでテレビやラジオをつけたまま眠るのは良くありません。

気温・・・夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃が理想です。

湿度・・・50%~60%が理想的です。冬に部屋が乾燥していることが多いので加湿器などで調整をしましょう。加湿器を使う時は

香り・・・無臭が一番良いと思いますが、ラベンダーやカモミールなどの香りによってリラックス出来るとスムーズな入眠ができるとも言われています。

日本睡眠科学研究所(参考)

https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/topics/03/

子供達の成長に睡眠はとても大切なことです。今日からでもすぐに改善できることがありますね。

どれぐらい寝かせれば良いの?睡眠不足の原因はこちら